リサイズ・リメイク

昨今のリメイク事情とリメイク後の飾り方のあれこれ

ひな人形

越前おおの夏まつりについて少し宣伝。今年で52回を迎える大野の夏まつり、毎年、多くの観光客をはじめ、地元はもちろん市内外の人たちからも、「また来年も来るね」と言われます。

今年は台風のため、8月15、16日のお祭りやすべてのイベントが中止になりました。

さらに、同時開催していて全国的にも名高いホルモン(とんちゃん)焼きのイベントも開催される予定でしたが、今年は中止になりましたので、来年ぜひいらして下さい。

大野市、商工会議所あげての祭りのため、やまだは協賛、おどりの参加、観光地としての大野のお土産グッズ(天空グッズ、福井の恐竜みやげ等)の販売も行っています。

暑い日が続きますが、水分補給をとって充分お休みをとってご自愛下さい。来年の開催時にお待ちしております。

 

リメイクの昨今の事情

三月三日が過ぎて、ピークの依頼が4月5月と続き、6月は問い合わせがあり、やはり7月8月は軽い問い合わせがある程度です。

現在、リメイクのお話中の方が多くて、秋には成立、遅くても年内にとの方が多いです。

「秋になったらお願いします」とのご予約のお電話は入りますが、時節柄、夏はお休みかなと思います。

前回は7段からコンパクトにと、数字で提示させていただきました。(前回記事については下記リンクをご覧ください。)

リサイズの大きさとタイプ

お問い合わせで、お人形自体を小さくして下さいとおっしゃられたことがあります。

そのお人形がとてもお気に入りで、これからも大切にとの事で、人形を小さくとおっしゃっていました。

そうなると、お人形の解体からはじまり、着付けはまた一から下着の着せつけからはじめます。

それでは、専門の人形師におまかせになり、ある程度の日数と費用がかかります。

一番気にかかるのは、最初お買い上げになったひな人形の風合いが、やはりなくなることが心配です。

人形製作にあたって人形師が考えますことは、お顔、衣装の着せつけ、お人形全体のバランスを鑑みて人形自体を仕上げます。

コンパクトにしてその通りのお人形にとは、なかなか困難で難しいようです。

どうしてもとおっしゃるならば、お時間を下されば考えてみます。

 

リメイク後のひな人形の飾り方

お持ちのひな人形を、選択されてご自由にご自分で飾られる場合、やはりはじめてのお方は、どうやって飾られるのかと疑問を持たれます。

最初の時に、数枚写真を撮って送付いたします。その折に、ご参考にやまだで考えられる、他のパターンの写真もお送りします。

ひな人形の飾り方に、けっして決まりはございません。

参考の写真の中から、ご自分で考えられて、新たに飾られるのも一興です。

たとえば、今年は和室の床の間に格式高く、来年はリビングに飾られて食事の時などに通常ご覧になって楽しまれるのも、よろしいかと思います。

3月にリメイクされた方は、収納箱にひな人形お二人を飾られて、日本の文化が薫る優雅な雰囲気がでたので、お持ちの赤いもうせんをしかれ、その上に収納箱のひな人形飾りを置かれました。

もうせんは大きさが140cm×350cmですので、2つおりにして、収納箱の横に、桃のお花を花器にいけられました。

友人でひなのホームパーティーをして、友人たちがひな人形の飾り方で、「こんなにお顔が生き生きしてきれいにみえる」、「現代のおひなさまみたい」と感激されていました。

みなさん、その様子をSNS等でお友達に発信されていました。

女性なら大なり小なりひな人形を持ってみえるので、今一度ご自分にあったひな人形にリメイクしてみませんか。

 

リメイクの費用について

以前から申しますように、できるだけお手持ちのひな人形を使われますと、そんなに費用はかかりません。

最初から、私は1万円、3万円とご希望の数字を教えて下さいますと、そのように設定します。

最初は、お人形二人だけ、次に屏風、桜花、ぼんぼり等と順番に置いてみて、様子をみられると勝手が分かり、ご自分の思いにあったひな人形のお飾りができると思います。

 

本日はリメイクの説明をさせていただきました。

何なりとお問い合わせ下さいませ。

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