リサイズ・リメイク

雛人形の主な「2つ」のリメイク方法について解説

令和元年ももはや11月になり、あと残すところ1ヶ月半で令和2年を迎えることになります。慶祝の行事もありましたが、何といっても自然災害の多い年でもあったように思います。災害に実際みまわれた方や関係者の方々に、心よりお見舞い申し上げます。年末に向かい、寒さも厳しくなるおり、体調を壊されることなくくれぐれもご自愛下さいませ。

さて今回は人形のやまだでここ数年で徐々に人気が高まってきている「ひな人形のリメイク」について。お客様のご質問の中に

「リメイクってどうやってやるの?」
「人形を小さくできるの?」
「道具とかどうなるの?」

などのご質問をいただきますので、リメイクの方法を大きく分けて2つご紹介いたします。

リメイクの方法「2つ」

以前に申しましたように、ひな人形、五月人形のリメイクのご希望の方は、何らかの形でコンパクトな形に変更したいというご希望の方が大半です。

コンパクトと申しましても、大まかに2つ方法がございます。

  1. お人形、お道具をカットして少なくすること
  2. 大きいお人形を小さくかえること

大きいお道具はまず小さくなりません。お人形を小さくは衣裳着のひな人形から木目込のひな人形に製作しなおすこと

もちろん、よくお話ししながら情報交換しあって、できるだけご希望にそうようにリメイクの提案、お手伝いをさせていただきます。

正直、こちらは人形の雰囲気が変わりますことをご了解下さい。

七段15人を2人が一番多い需要

現在のところ、リメイクの手段で多い例を申します。

まず七段15人を2人(親王)のみにするのが、もっともコンパクトになります。

コンパクトをご希望でしたらおすすめします。

殿、姫に屏風、ぼんぼり、桜花を飾ります。お人形の前にひしもち、三宝を前に置きます。

シンプルイズベストの形で、最小限の飾り方になります。

もうせんにそのまま人形を置かれる場合と、人形を黒台、中床台、高床台に置かれることによって、台の高さが上がることによってお人形が引き立って見栄えがします。

お人形が良いから台などなくてもよいとおっしゃる方もみえます。

お人形お二人をもうせん、または台にのせて比較されて検討される方もいらっしゃいます。

(↑ 黒台)

(↑ 中床台)

(↑ 高床台)

七段15人飾りで以前金屏風でしたから、趣向を変えてお人形の後ろの屏風をかえられる方もいらっしゃいます。

やまだの店内にみえてご自分で屏風を探されて、実際に人形を置いてみてお考えになります。

何枚か屏風を置いてみて、やはり金屏風がしっくりみえるとおっしゃる方もみえます。ただ、金屛風も以前はアコーディオンのように六曲屏風で凹凸のある深みのある金屛風が主流でした。

ここ近年は、三枚折り屏風(↓下記の写真)や、

ごく最近は四枚折り屏風(↓下記の写真)もでてきました。

同じ金屛風でも、こんなに種類があるのかとおっしゃる方もみえます。材質もさらに違い、形態も違います。屏風の色も、つやあり金、落ち着いた金色、金沢箔、本金屛風、絹しけといって仕上げや仕立てが職人さんのこだわりで、とても価値の高い屏風もございます。

屏風1つで大きく変わる雰囲気

こんなに種類が多いとどうしようとおっしゃるので、私も時間をとって一枚ずつ人形の後ろに屏風を置いてみえます。

金屛風は無地しかないと思われる方もみえますが、よく見ると金屛風の中にすかしのように桜や桃や松の入った屏風がございます。

よく見ると模様が見えるので、奥ゆかしいのでこういう屏風を探してみえる方もいらっしゃいます。

屏風に彩色で、桃色でお花、緑色で松、赤色で日の出が描かれているのもございます。その模様に、白色でつるなどが描かれていると、屏風のみでも一幅の絵画を見ているようです。

このように、ひな人形のお道具、お人形は一つ一つが職人さんの手作りで、日本古来の伝統文化の芸術作品だとご理解いただけると思います。

金屛風をご紹介します。

赤もうせんに金屛風は、日本古来のひな人形の飾り方の基本的な形でした。現在はいろんな屏風を置くことによって、和室で床の間のみでなく、洋間、リビング、玄関に応じて展示されると、ご自分はもちろん、訪れたお客様のおもてなしに飾られると、喜ばれ感謝されると思います。

もちろんひな人形はご自分のため、お嬢様、お孫さんのために飾られることですが、訪れたお客様に見ていただけるハレのお人形だと思います。

多くの人にご覧いただいて、「きれいね」「かわいいね」とおっしゃって下さるとお人形も嬉しく誇らしいと思います。ぜひお持ちのひな人形を節句の時期に飾られることをおすすめします。

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