リサイズ・リメイク

リメイク・リサイズの昨今事情等について

 暑い日が続きますが、ご自愛下さい。

 先日も、福井も大雨が続き県内で被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

 全国の皆様にも、コロナ感染、台風の被害等にあわれませんように祈念いたします。

 

リメイク・リサイズの昨今事情

 リメイク・リサイズでお人形を送られる方や、持参される方がいらっしゃいます。

 期間的には、いろんな方がいらっしゃいますが、早くて数週間から、長い方で数年の方もいらっしゃいます。

 ご相談下さると、いろんな意見がでて迷われます。

 最初に一段で二人とおっしゃっていた方が、5人三段になったり一段で5人になったり、ケースや収納箱になったり千差万別です。

 ご自分でいろんなことを考えられたり、勉強されて考えられる方もいらっしゃいます。

 長い間(数年~数十年の間)に保管されていて、開封しないでそのまま送られてみえる方もいらっしゃいます。

 やまだで写真を撮ってお送りすると、私のひな人形はこんなのだったと改めて再認識されて感心される方もいらっしゃいます。

 懐かしく感じられる方もいらして、30年前にお母さまが、50年前に祖母様が買われた当時のことを思い出されたと感慨にふけられ、懐かしく思い出されます。

 やまだもお人形が到着すると、できるだけ急な温度差を避けて、天気の風通しのよい日に箱からお人形や道具を出します。

 それからご希望に沿うように飾ってみます。

 私のお人形はリメイク・リサイズできるかしらとおっしゃる方も多いです。

 それでは一度お送り下さいと申しまして、送ってみえますとお人形、お道具でもリメイク・リサイズ不能の場合はありません。

 ただ元のようにそのままに、数十年前と同じようには難しいと考えられます。

 それでもとおっしゃるからには、人形道具専門の老舗の修理専門にお願いします。

 費用はご予算に合わせて、時間はゆっくりいただきます。

 お急ぎの方は、おっしゃって下さればそのように努力いたします。

 リメイク・リサイズによってご自分のひな人形、五月人形がコンパクトになって、これから簡単に飾れて、以前のように毎年飾れるとお喜びの言葉をいただきます。

 決してお人形や兜を新しくなさるのではなく、そのままご自分のをお使いになって、演出方法によってここまで変わるのか、ここまで綺麗になるのかとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 見違えるようになって、五月人形をリメイク・リサイズされた方は、時を経てひな人形をリメイク・リサイズされる方もいらっしゃいます。

 最初にひな人形をリメイク・リサイズなさって、後日五月人形の方をお持ちになる方もいらっしゃいます。

 人形屋として70余年になりますと、ゆっくりじっくりお客様のご希望に沿うように、それだけを願います。

 最近は、ついでだから同時にとおっしゃって、ひな人形、五月人形をいっしょにお持ちになる方もいらっしゃいます。

 一つは急ぎません、一つはお急ぎで、同時にリメイク・リサイズなさってスペースがある方はいっしょに飾られる方もいらっしゃいます。

 ひな人形は床の間のある和室に、五月人形はリビングや玄関に飾られる方もいらっしゃいます。

 以前に比べて、三月、五月人形も以前ほど時をいわなくて、お気に召したら通年常時飾られる方もいらっしゃいます。

 それで、三月や五月の節句も終わってもご依頼が多いのかなと思います。

 節句の正式な時期に終わって、それからゆっくりとリメイク・リサイズをお考えの方もいらっしゃいます。

 お預かりしても期限があれば早めに、そうでなければゆっくりリメイク・リサイズのお手伝いができたらと考えています。

 なんなりとご質問等がありましたらおっしゃって下さい。

 お子さまの出生率の減少により、人形屋専門店の減少、人形道具の製造メーカーの転廃業、一般の企業さんとなんら変わらなく、少なくなっています。

 リメイク・リサイズをお考えの方で、これはと思われる方はお申し出下さい。

 人形専門店のやまだとすれば、去年発注したひな人形の道具や五月人形のパーツは、今年はどこに発注したらよいのか、そんな困ったことが多々あります。

 時間があれば製作されるのならば待っています。

 発注する会社が無いとお手上げの状態なので、なんとか全国を探して頑張ります。

 いくらやまだが頑張っても限界がありますので、道具、人形の製作、修理にはお時間をいただくのもあります。

 今年2月に7段15人を3段15人といわれて、一生懸命木製三段を探しました。

 35年前の7段15人の大きさは、間口135cm×奥行150cm×高さ185cmでした。

 その段の15人を3段にのせるには、3段は間口150cm×奥行140cm×高さ160cmを探しました。

 毎年扱っていますので今年も簡単にと考えていましたら、全国北は秋田から静岡、埼玉、名古屋、岡山、九州と探しましたが、在庫が無くてやっと一つ九州の人形メーカーの倉庫にありました。

 会社の人が、パソコンには在庫無しがでていましたが、なんとか数人で倉庫の奥の方にあった木製3段をやっと見つけました。

 やまだも嬉しかったですが、それ以上にお客様が喜ばれて、よかったと思いました。

 広いお屋敷で床の間に2人で飾り終えた時は、みんなでほっとして歓声の声があがりました。

 お人形、お道具、屏風、ぼんぼり、桜花はお客様所有の一式で、木製3段の台のみお買い上げでした。

 一つの三段台の段を探すにあたって、これほど苦労するとは思いませんでした。

 なにしろ、道具屋さん、お人形屋さんの会社が少なくなって、なお会社で働く職人さんが高齢化して跡を継ぐ若手さんが育ってない状態なのです。

 日本の伝統産業の産業は、なかなか次世代に受け渡すことが難しくて、困っていると聞きます。

 それでは、その人たちが会社に入り技術や伝統を守ろうとしても、ニーズが少なくなって受注が少ないため、生産、製作にいたらないとも聞いています。

 通年使用できる道具の新製品開発等に希望もてるといいのですが、これもなかなか難しいようです。

 ぜひ皆様のお持ちのお人形、お道具をひもといて、ご覧下さって保存状態がよければそれはそれでけっこうなことで、これからも大切になさって下さい。

 ご覧下さって、ここだけ修理とおっしゃる方はおっしゃって下さい。

 

 長くなりましたが、今回はお人形、道具の入手がたいそう難しくなったことをお伝えしました。

 できるだけお客様のノ4ニーズにおこたえできますよう頑張ってまいります。

 よろしくお願いします。

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