ひな人形について 五月人形について

【意外と知らなかった!】ひな人形と五月人形についての14個のQ&A

ひな人形の今昔

6月に入って、休暇でひな人形や五月人形をお家の中から探しだされて、お考えになってリメイク・リサイズされる方のお問い合わせ、ご質問が毎日続きます。

一つ一つ丁寧にお答えしていますが、内容を検討していまして、お返事が遅れましたら申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さい。

よろしくお願いします。

今回は、ひな人形の件で多いご質問の順に公表してお話しします。

お読み下さいまして、それでも何かございましたらお問い合わせ下さい。

まず、ひな人形について、さらに五月人形についてお答えします。

ひな人形と五月人形についてのQ&A「14個」

Q:ひな祭りは正式にはいつからいつまで飾るの?

A:立春過ぎから2月の中旬、遅くともお節句の1週間前には飾ります。また片付けは、季節の節目という本来の意味からもなるべく早めに、遅くとも3月中旬(旧暦でのお祝いの場合は4月)までに済ませましょう。

 

Q:ひな飾りは代々受け継ぐもの?

A:女の子の初節句のお祝いに飾ったお人形は大切に保管し、毎年のひな祭りに飾り、健やかな成長をお祝いします。無事に成人し、お嫁入りして女の赤ちゃんが生まれたら、その子のために新しいひな人形でお祝いします。そして、お母さんのひな人形は、感謝の気持ちを込めて供養します。

 

Q:ひな飾りは結婚式をしているところ?

A:宮中の春の宴を表現しているといわれますが、お道具に嫁入り道具を飾ることからも、結婚式の場面とも考えられます。小さな子どもたちは、きれいな着物に身を包み、多くの人たちに囲まれた親王(男びな・女びな)を見て、ひな飾りを結婚式と理解します。女の子のお人形なので、大きくなって良縁に恵まれ幸せな結婚ができるよう、そう願っていくのが自然かも知れません。

 

Q:ひな飾りはどうやってお手入れするの?

A:きれいな手で、または手袋をして取り扱います。お顔のほこりも毛ばたきでやさしく払います。また、ひな祭りがおわり片付けるときは、空気が乾いている晴れた日を選びます。天気の悪い日は空気が湿気を含んでいてカビの原因になります。お顔はティッシュペーパーでやさしく包み、箱にしまうときは、お人形が動かないよう新聞紙などを丸めて詰めます。

 

Q:羽子板を脇飾りにする時はどんな風に飾るといいの?

A:ひな祭りの飾りはひな人形が主役ですから、スペースの中心にはやはりひな人形を。羽子板はその飾りの脇に添えるだけで良いでしょう。

 

Q:結婚したらもうお雛さまは飾ることはできないの?

A:ひな人形はその子どもの無事な成長と幸福を祈るものです。そのため、基本的には一人一飾りとされています。ですから結婚しその家庭に女の子が生まれれば、新しいお人形でお祝いします。ただ男の子ばかりの家庭や子どもに恵まれない場合もあります。考え方を変えて、ひな人形を飾ることでそれまでの一年を感謝し、お人形を片付けて新たな一年の無事を祈るのだと思えば、ひな人形を大切にいつまでも飾っても良いのかも知れません。

 

Q:五月人形はいつ飾るの?

A:春分の日過ぎ、遅くとも4月中旬頃までには飾って、当日を楽しみに待ちましょう。

 

Q:五月人形は誰が買うの?

A:一般的には、お嫁さんの実家から贈られるとされていますが、今日では両家で折半ということもあります。鯉のぼりはお嫁さん側、五月人形はご主人側で用意ということも。地方によって、特有のしきたりが残っている場合もあります。

 

Q:五月人形は誰が飾るの?

A:男の節句ということで、おじいちゃんやお父さんなど男性を交えて飾るのが良いとされています。家族みんなで飾るのがいちばん良いと思います。

 

Q:五月人形はいつしまうの?

A:お節句がすんだら、なるべく早めに、遅くとも中旬にはしまいたいもの。お天気の良い日にしまいましょう。鯉のぼりも同様です。

 

Q:端午の節句のお祝いは?

A:5月5日の当日、または前日の晩にお招きします。なるべく5月5日を過ぎることはさけましょう。

 

Q:端午の節句料理は?

A:端午の節句料理には、鯛や栗、ちまき、柏餅などが縁起が良いです。

 

Q:だれかの五月人形を譲ってもらってもいいの?

A:五月人形は、赤ちゃんの身代わりで厄を受けるとされ、基本的には一人ひとりのお守りです。本来は、父親の五月人形を譲り受けたり、兄弟兼用にするのは適切ではないと思います。ご家庭によっていろんな思いがおありでしょうから、ご使用になる方もいらっしゃいます。

 

Q:古くなった五月人形はどうするの?

A:子どもが大きくなり、自立したり家庭をもつと、人形の役目は一応終わったと考えられます。全国各地で、人形供養が行われていますので、供養を受けておさめましょう。

 

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