ひな人形について

人形、道具の名前等について

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます。

この度の令和6年能登半島地震に関しまして、お見舞い申し上げます。

 こちらは福井ですので、お見舞いのメール等いただきまして厚く御礼申し上げます。

 

人形、道具の名前

リメイク・リサイズお受けします。

その節に、お人形・道具の名前が大切になってきます。

殿様、姫様はみなさまお分かりですが、2段目、3段目となると3人のお姫様とか5人の楽器持った人、5人の男の子とか三人囃子とかいろいろなことおっしゃいます。

お聞きしましてその節にご説明申しますが、やはりご自分がご存知だとお話しが早いと思います。

早くてもゆっくりでも、それはそれでお聞きしますが、子供様やお孫様にご説明する時にスムーズかと思います。

お子様にお人形や道具の名前を説明されますと、次にそれは何をする人、何のお仕事をする人等質問されます。

道具でも、例えばおかごは何するの、牛車はどうして引っ張るの、おかごや牛車には誰がのるのと質問されます。

お重箱には何が入っているの、箪笥・長持には何が入っているのと、女の子はもちろん男の子も質問されます。

それに答えられる方もいっしょになって考え、そこに親子さんや周囲の方々との会話がうまれ、コミュニケーションがうまれます。

しばし古の世界に浸って、優雅なひとときを過ごせます。

こんなのどかな時代があったのかしらと改めて感心し、そんな時代があったことに夢をはせます。

生きた歴史の勉強であり、かつての優美な世界にひととき戻ることも可能です。

お持ちのおひなさまのお人形、道具を飾られて、お人形・道具の名前の由来を考えられるのも、お楽しみかと思います。

人形、道具について

本日は、そのためのお人形・道具のご説明を写真入りでご説明します。

以前にも何度かご説明させていただいたこともありますが、お人形15人、持ち物15人分、道具九品(9種類)、他に飾りもの等になると、種類も多いですし、1年たつときれいに忘れますとおっしゃる方もいらっしゃいます。

ご覧下さってご質問、お問い合わせがあれば、メール等でお聞きします。

よろしくお願いします。

少々見づらいですが、番号がふってあります。

上から順に、

・最上段

①男雛

②女雛

③親王台

④屏風

⑤ぼんぼり

⑥三宝

・二段目

⑦立官女(加えの銚子)

⑧座り官女

⑨立官女(長柄の銚子)

⑩官女一人台

⑪たかつき

・三段目(左から順に)

⑫太鼓

⑬大皮

⑭小鼓

⑮笛

⑯扇

⑰五人囃子一人台

・四段目

⑱随臣若

⑲随臣老人

⑳随臣一人台

㉑菱台

㉒御膳

・五段目

㉓仕丁(怒り顔)

㉔仕丁(泣き顔)

㉕仕丁(笑い顔)

㉖仕丁一人台

㉗橘

㉘桜

・六段目

㉙箪笥

㉚鋏箱(上)・長持(下)

㉛鏡台

㉜針箱

㉝火鉢

㉞衣裳袋

㉟茶道具

・七段目

㊱御駕籠

㊲重箱

㊳御所車

㊴毛せん(赤い段布)

㊵飾り台

さいごに

本日は、人形、道具の名前等についてお話ししました。

ご質問等ございましたら、なんなりとお問い合わせ下さい。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

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