2月の半ばになりますと、ひな人形のリメイクを今までに預けられていた方からご連絡があり、節句に間に合うように進めています。
数年前からお預かりしていた方等では、今年おひなさまを飾ろうと思って探したら、やまだにリメイクだしていたのを忘れて連絡される方もいらっしゃいます。
お人形お預かりしていた頃はメールのやりとりがあって、その後ブランクがあって気がつかれました。
2月に入っても今年の節句に間に合いますかとご連絡下さる方もいらっしゃいます。
今年に間に合うならとリメイクなさる方と、今年最後に7段15人を飾って写真を撮られて、節句が終わったら来年の節句に間に合えばとおっしゃる方もいらっしゃいます。
おひなさまの顔や道具や段やケースもいろいろのように、リメイクの時期やお考えもいろいろだと思います。
お客様やリメイクの方法も、それぞれ個々に対応させていただきます。
本日は、これからひな人形を飾られる方や節句の人形の名前や道具を今一度正確に写真入りでご説明します。
ご参考になさって下さい。

親王
①男雛
②女雛
③雪洞
④屏風
⑤三宝
三人官女
⑥加えの銚子
⑦三宝
⑧長柄銚子
⑨高杯
五人囃子
⑩太鼓
⑪大皮
⑫小鼓
⑬笛
⑭扇
随臣
⑮右大臣
⑯左大臣
⑰御膳
⑱菱台
仕丁
⑲台笠
⑳沓台
㉑立傘
㉒橘
㉓桜
嫁入道具
㉔箪笥
㉕鋏箱(上)、長持(下)
㉖鏡台
㉗針箱
㉘火鉢(衣装袋が付く場合もあります)
㉙茶道具
㉚御駕籠
㉛重箱
㉜御所車
親王

笏は、右手の親指と人差し指の間に差し込んで下さい。
太刀は、左側の腰と袖の間に差し込んで下さい。(ひもが付いている場合は胴に回して結びます)
檜扇は、開いた状態で両手に持たせて下さい。
三人官女

加えの銚子は、左手を開いている方の官女の右手に持たせます。
三宝は、座った官女の両手にはさみこむように持たせます。(なお、この官女の顔に眉毛はありません)
長柄銚子は左手をにぎっている方の官女に両手で持たせます。
五人囃子

烏帽子は、ゴムのものとひもで結ぶタイプのものとあります。
脇差は、それぞれの五人囃子の左腰に差し込みます。
大皮は、左手に大皮(絵のない鼓)を持たせます。口を開いている顔のお人形です。
太鼓は、左右の手にそれぞれバチを持たせ、太鼓を台の上にのせ、お人形の前に置きます。
小鼓は、右肩の上に小鼓(絵の付いた鼓)をのせます。
笛は、両手の指の間にのせます。持たせにくい時は、手首が回りますので動かして下さい。
扇は、右手に持たせます。口を開いている顔のお人形です。
随臣

冠は、ゴムのものとひもで結ぶタイプのものとありますが、追い毛が頬の横にくるようにつけるのがポイントです。
太刀は、左の腰と袖の間に差し込んで下さい。(ひもが付いている場合は胴に回して結びます)
持矢は、羽根の方を下にして右手に持たせます。
弓は、左手に持たせます。
背矢は、背中の帯に差し込みます。ひも付きの背矢は、胴に回して結びます。
仕丁

烏帽子は、ゴムのものとひものタイプのものとありますが、すべりやすいのでどなたかに押さえていただくと簡単にかぶせられます。
沓台は、両手を開いた仕丁の手にはさむようにして持たせます。
台笠は、右手を上げた仕丁の手に差し込むようにして持たせます。
立傘は、台笠と同様に左手を上げた仕丁に持たせます。
くま手は、向かって左側の仕丁の前に置きます。
チリ取りは、真ん中の仕丁の前か横に置きます。
ほうきは、向かって右側の仕丁の前に置きます。
今回は、お人形の名前や道具についてお話ししました。
ご質問等ございましたら、なんなりとお願いします。