12月を迎え、毎日せっせとお預かりしていますひな人形のリメイク・リサイズの作業を行っています。
およそご意見に沿ってある程度それなりのリメイク・リサイズの形ができて製造各社に発注しますと、価格がでてまいります。
このご時世にかなりの価格アップがあり、製造各社も安易に価格がだせないそうです。
やまだとすれば、できるだけ価格をおさえリメイク・リサイズと考えています。
リメイク・リサイズはゼロや無からはじまるのでなく、お手持ちのお人形、道具を使用できるものは使用して、直せるものは直して修理できるものは修理してと考えています。
よって時間がかかりますことはご了承下さい。
最初にお断りしてから作業に入りますので、よろしくお願いします。
「リメイク・リサイズの昨今の事情」

リメイク・リサイズされる方は、およそコンパクトに小さくされる方が主流です。
7段15人を2人、5人または10人とお人形の数を少なくされます。
木目込人形等は、7段間口120cmくらいに飾られていて、今回リメイク・リサイズによって飾られる場所によって、60~80cmくらいにされる方が多いです。
120cmがどうして60~80cmにと不思議とおっしゃる方には、殿、姫のお人形の台を小さくする等ご提案します。
なにしろ、お人形は小さくなりません。
衣裳着のお人形を木目込にとおっしゃる方にはおすすめしますが、「今までのお人形の風合がなくなりますよ、お顔がまず変わりますよ」と申し上げます。
よくお考えになって、お人形は昔のままでとおっしゃると、やはりそのままのお人形を使用されて、いかに60~80cmにするか考えます。
間口はもちろん、奥行も以前は7段ですからおよそ100cm前後軽くありました。
それを60~80cmとなると、かなり狭くなります。
間口もそうですが、なにしろお人形に屏風を置いて、お人形の前に前飾りとなると、奥行も小さくなるとベストです。
そうかといって、屏風、お人形お二人、ぼんぼり、花、前飾り等を飾ろうと思いますと、大変です。
できるだけ以前のお人形はもちろん、お道具も利用となりますと、他のお道具に交換するか、もしくは以前のお道具を少し省かれるかになります。
そこは、お話し合いで画像のやり取りで決めます。

「思い出に残ったリメイク例」

7段15人で殿、姫、三人官女を3段に残されました。
お人形は5人を残されるのは多い例でしたが、3段目の道具についてのべます。
本来、御所車、重箱、牛車のおかごでしたが、変更されて箪笥、長持、鏡台、針箱、火鉢、茶道具にされました。
数は多くなりますが、十分三段目にのります。
何度もの話し合いを重ねて、本来嫁入り道具だから、女性のお道具だからとおっしゃって、そのようになされました。
参考例として写真をのせます。
ご覧下さい。


いろんなお道具を、3段目にのせるのもアリかなと思いました。
そのおりに、他のお道具もご自分のに残されて、毎年ご自分の思い思いに飾られるのも、ご趣味の一興かなと思いました。
お楽しみに、思い思いに毎年変えられるのも、これからの選べるお喜びかと思った次第です。
お手持ちの七段飾りのお道具を、ご自分でご自由に飾られるお楽しみをご紹介しました。
最後に、リメイク・リサイズのお考えをお持ちでしたら、お考え下さいましてお問い合わせ下さい。
なにぶん、修理・修正等職人さん、製造メーカーの人形屋さんも年毎に高齢化で作業を行う人も少なくなっています。
ご了承下さい。
よろしくお願いします。