1月24日に春を彩る越前おおのひな祭りが始まりまして、雪の中ご来場下さいましてありがとうございます。
初日に福井新聞社が20段約2000体を取材されご覧になった方がいらっしゃいます。
現在大野は大雪注意報がでていまして、市内に入れば道路は通行できますが、大野に入るまでが大変で交通情報をお確かめの上ご来場下さい。
お時間があれば、雪が少なくなります2月以降に天候をお確かめの上お出かけ下さい。
よろしくお願いします。
本日は、ひな祭りの由来をお話しします。
「ひな祭りの由来」「ひな祭りの準備」「ひな祭りのごちそう」「おひなさまの豆知識」「ひな人形の保存と手入れ」についてお話しします。
ひな祭りの由来
・季節の節目に邪気をはらう
おひなさまの起源は古く、平安時代にさかのぼります。昔の日本にはたくさんの節句があり、代表的なものに次の5つがあります。
人日:1月7日
上巳:3月3日
端午:5月5日
七夕:7月7日
重陽:9月9日
お節句は、人々が季節の節目に身のけがれをはらう大切な行事でした。その中の1つ「上巳の節句」が後に「ひなまつり」となったのです。

・昔は紙の人形

上巳の節句の日は川で身を清め、草木などでつくった「ひとがた」に自分の災厄を代わりに引き受けさせて水に流す習慣がありました。これがやがて「流しびな」に発展していきます。
室町時代になると上巳の節句は、3月3日に定着しました。最初は紙のひなでしたが、江戸時代になると上流階級で豪華なおひなさまを飾ってお祝いするようになり、のちに庶民にも広がりました。
・おひなさまは守り神

こうした歴史からも分かるように、ひな祭りはお七夜やお宮参りと同じく女の子の成長を願う大切な行事です。おひなさまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなもの。きちんとお祝いしてあげてください。
ひな祭りの準備
Q:おひなさまはいつ、誰が買うの?

A:特に決まりはありません。
もともとは母方の祖父母が贈るという例が多かったようですが、現代では両親が気に入ったものを購入する場合も多くなっています。お節句の1ヶ月前には準備するとよいでしょう。
Q:妹が生まれたら?
A:一人一飾りが基本ですが、ご家庭の事情によって異なります。
神社のお守りがそうであるように、ひな人形はその女の子のお守りです。お母さまのものを譲ったり、姉妹で兼用したりするのではなく、ひな人形は一人一飾りでお祝いしましょう。とはいっても、現実には姉妹全てに同じ型の人形を飾るのは難しいでしょうから、できれば形は違ってもその子だけの人形を飾るとよいでしょう。
Q:ひな人形はいつ飾る?いつしまう?

A:ひな人形は、立春(2月4日)頃から2月中旬にかけて、遅くともひな祭りの1週間前には飾りましょう。ぎりぎりになって、慌ててお節句前夜に飾るのは「一夜飾り」と言って縁起が悪いとされています。しまう時期は、遅くとも3月の中旬まで。天気が良く乾燥した日を選んで片付けましょう。
Q:お祝いのお返しはどうすればいい?
A:1週間以内に内祝いを。
初節句のお祝いをいただいた場合は、内祝いとして子どもの名前でお返しをしましょう。お礼の手紙にお赤飯や紅白の角砂糖などを添えて贈る風習もあります。ただし、お祝いをくださった方たちをお祝いの席にご招待できれば、お返しの必要はありません。
ひな祭りのごちそう
・家族みんなで楽しく
ひな祭りは家族みんなで楽しくお祝いしましょう。親しい人をお呼びして、3月2日の晩(宵節句)か3月3日に行います。
・縁起もののいわれ
ハマグリ:1対の貝殻がそれ以外の貝と合わないことから夫婦和合を象徴しています。
ヨモギ:薬用効果のある植物。邪気をはらうという意味があります。
エビ:エビの赤は生命を表します。
ハス:見通しのいい人生を表します。
桃:中国で桃は「生命力」「不老」の象徴。魔除けの意味もあります。
菱餅:一般的には、緑・赤・白の3色は、健康・魔除け・清浄を表し、白い雪から緑の芽が出て花が咲くという様子を表したといわれます。

おひなさまの豆知識
七段飾りの一番上が、内裏びなです。正式にはそれぞれを男(お)びな、女(め)びなと呼びます。二番目は、そのお世話をする侍女の三人官女。三番目は、能楽の囃子方をかたどった子供姿の五人囃子。四番目は、御殿を守る随臣です。五番目は、御所の雑用をしたり、外出のお供をする従者で、仕丁といいます。
・お姫様のスタイルは十二単
お姫様は袴をはいて着物を何枚も重ね、上着、唐衣を着て、裳をつけます。十二単は通称で、実際には12枚というわけではないのです。
・三人官女はキャリアウーマン!?
三人官女は、内裏さまに仕えた貴族の女性たち。多才な彼女たちは、お行儀や和歌、漢文のたしなみがありました。今で言う、キャリアウーマンかもしれません。
・美男で才能あふれる五人囃子
彼らは、さながら御殿のオーケストラ。選りすぐりの美少年や秀才たちが集い、楽器・謡などの腕前を披露していたのです。
・ユーモアたっぷりのお供たち
内裏さまのお供をしたり、お庭のおそうじをしたり、ときには恋の橋渡しをしたりと様々な仕事をするのが宮中の雑用係である仕丁たちです。
「ひな人形の保存とお手入れ」
・用意するもの:布手ぶくろ、細筆など、人形を包む布ややわらかい紙、羽根バタキ、人形用防虫剤
・天気の良い乾燥した日にしまいましょう
ひな祭りの後、早めに天気の良い乾燥した日を選び、しまいます。まず羽根バタキでやさしくホコリを払い、細かい部分は細筆のほ先などを使います。手で直接人形に触れると、シミがつくことがあるので注意しましょう。
・片付けは下の段や手前の物から
人形や道具を倒したり、落としたりしないよう、手前から順に片付けます。手袋を使用し、道具などについた指紋は柔らかい布で拭き取ってから箱にしまいます。
・お人形の顔にはやわらかい紙を掛ける
人形を包むときは、強く包まないようにしましょう。型くずれの原因になります。衣装のふくらみがつぶれないように、袖口に丸めた紙を入れ、また、顔の部分も紙で包むとよいでしょう。人形に直接触れる部分には、新聞紙は使わないでください。
・保管する場所は湿気のないところ
湿気は人形の大敵。カビやシミ、変色を防ぐには、納戸や押入の上の段、天袋など、高い場所での保管が適切です。また、乾燥しすぎると顔にヒビが入ったりする場合もありますので、時々、風通しをしてあげるとよいでしょう。
・使わなくなった人形へ感謝を込めて
子どもの成長を見守ってくれた人形は、古くなったり、こわれたりしたら、きちんと供養をしてあげましょう。
一般社団法人 日本人形協会では大切な人形の供養を代行するサービスを行っています。
一般社団法人 日本人形協会 人形供養代行サービス事務局
電話:0120-255942
受付時間:月曜~金曜日 午前10時~午後5時(土日祝日は除く)
今回は、ひな祭りの由来についてお話ししました。
ご質問等ございましたらお気軽にお願いします。