春を彩る越前おおのひな祭りの会場で受付スタッフを担当していますと、全国から観光バスや車やJRでお見えになります。
なにぶんこの雪でバスは中止かなと思うと、そうでもなくて県外からいらっしゃいます。
20段をご覧になって感嘆の声があがって、しばらくご覧になってそれからもっぱら撮影されます。
スマホやiPad等でご家族やお友達に送られます。
ひとしきりご覧になって、もうひとつの会場の道の駅の荒島の郷のひな祭りにいらっしゃいます。
3月9日まで開催なら、日を改めて雪がとけたらとおっしゃって出直される方もいらっしゃいます。
ひとつの会場の見学時間は10分~20分、会場で写真撮影、絵を描かれる方は1時間前後いらっしゃいます。
(写真は、昨年のものです)
ひな祭り会場についての質問
会場で質問お受けしますのは、Q&Aでお答えします。
Q1:ひな人形はどこからだんだんと集ったの?
A1:最初は大野市内からです。日本国内から集まりました。
Q2:どこにしまっておくの?
A2:倉庫にしまいます。
Q3:保管方法はどうされるの?
A3:ケースにしまいまして、防虫剤をいれます。年に数回風通しをして、お人形にもうすぐひな祭りだからまたねといいます。
ひな祭りをご覧になって、家のおひなさま飾らなくてはとおっしゃる方と、何年も箱から出してないのとおっしゃる方といろいろです。
「箱から出して飾ると、おひなさまも喜ばれますよ」と申しますと、「7段15人はなかなかね、段の組み立てのこと思うと大変でね」とおっしゃるので、「お二人だけでもテーブルの上に飾られるとお人形も喜ばれますよ」と申します。
お二人だけでも飾ってみようかしらとおっしゃいます。
会場のスタッフをしていますと、現場で入場者の方々のお声が聞けるのがなによりです。
「おひなさまが家には3つもあってね、置く場所に困ってるの。お人形だから粗末にできなくてね」
「年に一度は飾りたいのだけど重くて持てなくてね」
「2階にあるから階段から持っておりなくてね」
「藏にあるから遠くて持ってこれないの」
7段15人のひな人形は、飾るまでのご苦労が大変のようです。
「飾るとご家族やお友達でお祝いの宴をするのにね」といわれます。
みんな飾れるのがおすすめですかとおっしゃいますと、屏風とお二人だけ、または三人官女だけでもおすすめですと申します。
リビングや玄関に飾られると、ほっと雰囲気が明るくなりますのでおすすめします。
お二人だけ飾っても、ほこりがかかるからとか、ペットの猫や犬がねとおっしゃる方もいらっしゃいます。
時間があれば、アクリルケースやガラスケースをおすすめすることもあります。
小道具がなくなってねとおっしゃる方もいらっしゃいます。
まずはともあれ、箱から出してお人形を飾ってみて、雰囲気をお確かめ下さい。
ひな人形は1月の終わり頃から3月の節句まで、地方によっては(旧の)4月の節句まで飾られる方もいらっしゃいます。
ひな祭りの会場にいますと、いろんなお話しが聞けて楽しいです。
これからの参考にさせていただきます。
ひな人形のリメイクのお問い合わせについて
2月も10日を過ぎますと、ひな人形のお問い合わせは今年に間に合いますか。
今年飾って写真を何枚も撮影されて記念に残されます。
最後によく記録を残されて、3月の節句にお祝いをされて、お人形、道具をリメイクのために送られます。
送られますとごゆっくり考えられて、7段15人を2人、5人、どのようにリメイクなさるか考えられます。
なかなか今までひな人形を何十年も飾っていらした方は名残惜しく、リメイクされるのに迷われる方もいらっしゃいます。
ごゆっくりお考え下さい。