人形の行事について

今時のひな人形と食事について

2月2日の節分を迎え、鬼退治とコロナ退治のまめまきを終え、いよいよ3月のひなまつりまであと1ヶ月となりました。

毎日リメイク・リサイズのお手伝いを、メジャーを持って作業をさせていただいています。

コンパクトにコンパクトにと考えています。

先日は、メールでリメイク・リサイズされてコンパクトになった祖母様のひな人形とお母様のケース入りのひな人形とお嬢様の木目込人形の親子三代のひな人形を飾られた写真を送って下さいました。

 親子三代のひな人形の前で、御三方と御家族のにこにこしたお顔の写真を拝見して、とても嬉しくなりました。

 リメイクされたひな人形を飾られて、御家族で記念撮影されたそうです。

 3月3日のお節句のひな祭りには、御親戚の方も招待されてひな祭りのお祝いの宴を催されるそうです。

 

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今時のひな人形

 先日は、ひな人形をお買い上げでご来店された方は親子四代でした。

 お孫さんのお誕生のお祝いにひな人形をお求めにみえて、ひいおばあちゃんにご家族でお声かけしたら、私もおひなさまなら目の保養にとおっしゃってお見えになりました。

やまだの店内に飾ってある、今時のリカちゃんやテディベア、ピーターラビットやミッキーマウス、アンパンマン、キティちゃん等のひな人形、2020年に開催できなかったオリンピックのひな人形をご覧になってびっくりもされましたが、おひなさまをご覧になって笑いながら感心しておみえになりました。

1時間ほどみなさまで店内を回られて、1つ1つ丁寧にご覧になり、三段飾りのひな人形をお買い上げになりました。

お帰りの時にひいおばあさまが私のひな人形を蔵から出してきますので、今度持ってきますのでリメイク・リサイズされてケースに入れて、ご自分のお部屋に通年お飾りしますとおっしゃいました。

 おひなさまをご覧になって、ご両親のことを思い出されたとおっしゃっていました。

 ご両親が、私が生まれた時のそのころ珍しかったひな人形を、京都から送らせて買ったのをずうっと大切にほっていたのを出してみて、今年は飾ってみようかとおっしゃっていました。

 やまだの店内の色々なひな人形をご覧になって、ひな人形のかわいさ、愛らしさ、美しさに感激しましたとおっしゃっていました。

 ケースもしくは収納箱とおっしゃいましたので、機能性、見た目、ご自分のお気持ちなどよくお聞きして、リメイク・リサイズにと考えました。

 

ひなの食事のあれこれ

 縁起ものの食材のいわれとして、いくつかご紹介します。

・ハマグリ 一対の貝殻がそれ以外の貝と合わないことから、夫婦和合を象徴しています。

・ヨモギ 薬用効果のある植物で、邪気をはらうという意味があります。

・エビ エビの赤は生命を表します。

・ハス 見通しのいい人生を表します。

・桃 中国で桃は「生命力」「不老」の象徴で、魔除けの意味もあります。

・菱餅 一般的には、緑、赤、白の3色は、健康、魔除け、清浄を表し、白い雪から緑の芽が出て花が咲くという様子を表したといわれます。

2種類のレシピをご紹介します。

ハマグリのお吸い物

・作り方

1 ハマグリは薄い塩水につけて砂を出させ、殻同士をこすり合わせて洗い、ザルに上げる。昆布は固く絞ったむれ布巾で汚れを拭き取る

2 鍋に水、ハマグリ、昆布を入れて中火にかけ、煮立つ直前に昆布を取り出してアクを取る

3 酒を加え弱火にし、貝の口が開けば味をみて、塩、薄口しょうゆで味を整える。器に貝とだしをよそい、木の芽を散らす。

カラフル菱形サンドイッチ

・作り方

1 ほうれん草はゆでて水気を取り、パンの大きさに切っておく

2 パンにバターをぬり、サーモンにはほうれん草、ハムにはサラダ菜を合わせてはさむ

3 菱形に切る

 

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