五月人形について

五月人形の飾り方について

3月のひな祭りも終わり、新の3月3日のお祭りを終えた方はひな人形をおしまいになる前にご連絡があり、そのままリメイクで送ってみえる方もいらっしゃいます。
場所によっては4月3日までひな祭りをされる方は、4月に入ったらひな人形を送りますとご連絡があります。
4月3日までは旧のひな祭りを行いますので、ひな人形を飾られます。
今日この頃送られる方は、3月3日のひな祭りを終えて天気のよい日にひな人形を片付けられて、やまだに送ってみえます。
ひな人形は送られた時点で、やまだに到着しますとまず着きましたと御礼のお電話またはメールを送らせていただきます。
ご要望をお聞きして、それからリメイク・リサイズの作業に入ります。
ご都合のよろしい日に、やまだ着は土日祭日以外におてすきのおりにお受けしますのでよろしくお願いします。

五月人形の飾り方

4月10日もすぎますと、五月人形のリメイク間に合いますかとご連絡、お問い合わせも多くなってきます。
三段や二段の五月人形をお持ちの方が、一段または収納箱、ケースにリメイクできませんかとおっしゃいます。
メール等でご要望をよくお聞きしまして、お答えします。
本日は、五月人形の飾り方についてご説明します。
疑問、御用がありましたら、なんなりとおっしゃって下さい。

兜の飾り方

 

①芯木を置く

写真のように、芯木を櫃の中心よりやや手前に置きます。

②ふくさを置く

写真のように、ふくさを芯木に菱型にかけます。
(絵柄や家紋のあるふくさは、絵柄を正面にします。)

③鍬形を差す

鍬形を左右の受け口に差し込みます。
剣先が外側になるように差し込んで下さい。
※鍬形台の間に龍頭(りゅうず)を差すタイプもあります。

④兜をふくさの上に飾る

写真のようにふくさの上に兜をのせます。
前後左右の傾きを調節します。
少し離れたところからもう一度チェックして、形を整えます。

 

鎧の飾り方

 

①佩楯を飾る

鎧櫃を置き、佩楯(はいたて)の中心を櫃の中心に合わせ、佩楯の帯の両端を写真のように櫃の蓋の間に挟み込み、しっかり蓋をして下さい。

 

②胴を飾る

写真のように芯木を通した胴を蓋の中央よりやや手前に置きます。

 

③面頬を置く

写真のように芯木の上部の溝に面頬の紐を掛けます。
兜の眉庇(帽子の庇にあたる部分)と面頬上部が重なるくらいが美しくみえます。
眉庇と面頬の間にすき間があかないよう注意して下さい。

 

④面頬の調節

面頬の位置を直すには写真のように、片手で結び目を押さえ、もう一方の手で右のイラストのように矢印の方向に軽く引くと簡単に調節できます。

 

⑤兜を飾る

兜を芯木の上に置き、前後左右の傾きを調整して下さい。
※忍緒はほどかないように注意して下さい。
(兜の飾り方の③④を参照して下さい。)

 

⑥脛当と毛沓を置く

脛当を毛沓に差し込み、櫃の前に揃えて並べます。
最後にもう一度、少し離れたところから全体を見て形を整えて下さい。

 

五月人形をお持ちの方はふんふんとうなずかれますし、今から五月人形をお買い上げ、飾られる方は大変ねとおっしゃいます。
実際にはそんなにと思います。
ご質問、お問い合わせ等なんなりとお聞きします。
よろしくお願いします。

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