ひな祭りの三月節句も終わり、五月人形のリメイク・リサイズのお問い合わせが多くなってきました。
本日は、五月人形の種類を述べます。
端午の節句を祝う飾りものとしては、大きく分けて「外飾り」と「内飾り」に分けられます。
外飾りとはその字のごとく家の外に飾るもので、まず代表的なものが鯉のぼりです。
それに吹き流し、武者絵のぼりや鍾馗旗などでいわゆる幟類のことです。
これに対して内飾りは、いわゆる“屋敷飾り”といわれるもので、これには段飾り(普通は三段)と平飾り、それにケース入りなどのセットものと単品ものとがあります。
セットものといわれるものは、大将人形、子供大将人形、鎧具足、兜などを中心に、弓太刀、陣太鼓、軍扇、座敷のぼりなどをセットにしたものです。
次に、昨今の五月人形について写真入りでご紹介します。
平飾り
①兜
②屏風
③飾り台
④ふくさ(芯木)
⑤櫃
⑥弓
⑦太刀
飾り順:③・②・⑤・④・①・⑥・⑦
※毛せんが付いている場合はまず毛せんを敷きます。
※飾り台が無く、毛せんだけで飾るタイプもあります。
※屏風を飾り台に乗せないタイプもあります。
※太刀は柄の部分を下向きに飾り、付属のひもで太刀置台の上部に結わえつけます。
収納飾り
①兜
②屏風
③飾り台
④ふくさ(芯木)
⑤弓
⑥太刀
⑦芯木台(付かないタイプもあります)
飾り順:③・②・⑦・④・①・⑤・⑥
※毛せんが付いている場合はまず毛せんを敷きます。
※太刀は柄の部分を下向きに飾り、付属のひもで太刀置台の上部に結わえつけます。
鎧飾り
①鎧
②屏風
③飾り台
④櫃
⑤弓
⑥太刀
飾り順:③・②・④・①・⑤・⑥
※毛せんが付いている場合はまず毛せんを敷きます。
※飾り台が無く、毛せんだけで飾るタイプもあります。
※屏風を飾り台に乗せないタイプもあります。
※太刀は柄の部分を下向きに飾り、付属のひもで太刀置台の上部に結わえつけます。
本日は、五月人形の種類についてお話ししました。
ご質問等ございましたらなんなりとおっしゃって下さい。