リサイズ・リメイク

リメイク・リサイズの流れについて

本日は、リメイク・リサイズの流れについてご説明します。

 

先日は雨で、北陸の冬はこの雨が段々とみぞれになり雪になります。

庭に木やお花がある家は、雪囲いといって木やお花につなや木製の板で囲み、来年の春まで大雪が降っても植物がいたまないように雪囲いします。

北陸では、金沢の兼六園の雪つりが有名です。

植木職人さんが木にはしごをかけて、ロープを投げて四方にロープをちらして放射状にロープをかけて木を守ります。

 じっくり見ていると神技で、造園士さんの仕事は全身全霊で植物をいためないように、これから10月から来年の3月まで災害から自然を守るのかなと思います。

 何事も守る、ガードするのは大変で、特に自然から樹木を管理するのは大変だと思います。

 年によっては大雪の時もあれば、雪の量も少ない時もあります。

 考えながら雪囲いするのは、年によっても違うから大変だと思います。

 直接お伺いした時、技術や知識や情報があっても経験が大切だとお聞きしました。

 何事も基本のルールがあって、それに応じて自在に動くのが職人さんだとお聞きしました。

 1本でも同じ樹木は無いし、同じ植物の枝ぶりなどもみな違うので、大変だなと思います。

 数時間ずっとみていて、大変な仕事だなと思いました。

 一本一本樹木の性質、塩梅を知りながら、それに沿った雪囲いは大変だと思いました。

 店に帰ってひな人形や五月人形も一つとして同じのは無くて、リメイク・リサイズもそれに応じて違うから、大変だと思いました。

 

リメイク・リサイズのご要望

 リメイク・リサイズのお人形が送られてきて一番大切にするのは、お客様のご意見です。

 レターやレポート用紙にいっぱいご意見が書かれていて、送られる方のお人形と内容を一つ一つ拝見します。

 お人形をいただいてご意見をお聞きし、できるだけその通りに沿うように努力します。

 それでも一度お人形を飾ってみて、それからいろんなことを考えます。

 やまだもスタッフの中には節句人形アドバイザー、学芸員が常駐していますので、お人形の風合をなくさずにいかにお客様のご要望に沿うように努力します。

 

リメイク・リサイズの方法

 一度飾ってそれでOKになることもあります。

 ここまでイメージが明るくなるとは思わなかったとおっしゃって喜ばれます。

 その折にスタッフは一人でなくて3~4人で話し合います。

 一度飾ると、画像をご覧になった方はイメージをもたれるのか、今度はあのようにして、このようにしてとおっしゃいます。

 お人形をリメイク・リサイズされる時は、やはりお人形を一度飾ってみてご覧になるのが一番早くて分かりやすくて正解かなと思います。

 なかなかメールや電話ではお話ししても、画像に勝るものはないと思います。

 ご自分でお人形や道具の大きさを測られて、それに応じたケースや収納箱を送って下さいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 そのような方は、間口×奥行×高さを測られて、そのような収納箱やケースを探されます。

 やまだは、大きさに応じた人形の収納箱やケース、三段台や五段台を探して、画像と価格をお知らせします。

 ご覧になってそれで決められてお送りして、ご自分のお人形、道具をのせられて、よくなったとおっしゃって写真を送って下さいます。

何度かやりとりして上手にお人形が飾られて、お客様も喜ばれます。

やはりみなさんご自分のだから一生懸命で、現在今のところ寸法等で間違ったことはないです。

もちろん、お客様の寸法が正確だからです。

よくみなさん、私のは大きいです、小さいですとおっしゃいます。

 大きい、小さいにはもとがないので、原寸で測って下さると一番分かりやすいです。

 えてして、東京の方の大きい小さいと地方の方の大きい小さいサイズはかなり違います。

 そのように一軒家にお住まいの方と、マンションにお住まいの方の大きい小さいも違います。

 畳の大きさも所によっては大きさが違うみたいです。

 

リメイク・リサイズのお問い合わせ

 ご質問の多いのでは、お見積りはどれくらいですかとおっしゃいます。

 まずお人形をお持ちのお客様には、リメイク・リサイズされるお人形の大きさによって違いますと申します。

 7段15人はお揃いですので、一番上の段の殿、姫の大きさをお聞きします。

 お殿様、お姫様が手のひらにのりますか、両手にのるくらいの大きさですかとお聞きします。

 片手で殿、姫の2人がのるお人形や、片手で殿一人、片手で姫一人の方もいらっしゃいます。

 それをお聞きして、ケースや収納箱、三段等どのようになさるかお尋ねします。

 お聞きしてからのせてみて、画像をお送りします。

 それからお見積りに入ります。

 お見積りをご了解下さるとそれから作業に入ります。

 殿、姫以外にぼんぼり、屏風、桜花、道具をどのようになさるかによって、さらに考えます。

 ご自分のお持ちの道具を使用なさるか、新たにお買い上げになるかによって違ってきます。

 

「おわりに」

リメイク・リサイズの流れをご説明しました。

お問い合わせでリメイク・リサイズの流れを教えて下さいとおっしゃる方がいらっしゃいます。

本日は、この流れについてご説明しました。

なんなりとお問い合わせ下さい。

よろしくお願いします。

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