7月に入り七夕を過ぎると、夏休みの前の静かなひととき、ゆっくりしていますとご連絡があり今ならすいているから、ゆっくり見て下さるからひな人形、五月人形のリメイクを送りますとお問い合わせがあります。
展示会の流れ
6月は毎週のようにあったひな人形、五月人形の展示会も、7月に入ると一休みです。
今年の展示会の感想は、まず人形、道具はみな一様にコンパクトになったことです。
広く大きく見事に7段15人飾ったあの頃はいつ頃だったか、懐かしく思い出されます。
今年はまた近年になくお二人で以前にも増してさらに小さく小さくなっています。
展示会の感想は、まず第一声「小さい」です。
生活環境や住宅事情等いろんなことが重なって、このようになるのかしらと昨今の事情に感心いたします。
リメイクの実際

七段15人をケースに、とのお問い合わせは多いです。
ケースもアクリルとガラスがあります。
どちらも一長一短ではありますが、ケースのガラスはよごれがありましたら、クリーニングできれいになります。
アクリルは割れませんが、数十年たつと少しくもりがでまして、現在のところクリーニングがどうかなと思います。
もちろん日々クリーニング法は進化していますので、鮮明になると思います。
リメイクのあれこれ
リメイクでケースに人形を飾られる場合、黒の木製の枠の金バックでひな人形を飾られる場合、やまだに人形をお送り下さると、何度もお客様と写真のやり取りをして、ご納得のうえ、それからお見積りに入ります。
ご遠方の方は、まずお客様のお人形、お道具の写真を送っていただき、やまだからいくつかの飾り方をご提案させていただきます。
お客様はその写真をご覧になって、皆様でご相談下さって、このような形にご指示なされます。
お客様によっては、いくつかの並べ方の形をやまだからご提案申し上げますと、お人形はそのまま使用されますが、屏風は金の屏風より今回は刺繍が施されたやさしい桃色等に、桜花はやや小さく、丸花や紅梅、白梅にと新調なさる方もいらっしゃいます。
ご自分のお好みに合わせてお人形をコーディネートして、新しい雰囲気のひな人形を創造される方もいらっしゃいます。
時間をかけて、ゆっくりと来年のひな人形までに間に合えばとおっしゃって下さいます。
いずれにしましても、この際ゆっくりとご自分のお気に召す様に、オリジナルのおひなさまを完成されます。
七段15人のおひなさまを、どのように飾られるか、どのように変えられるかは、お楽しみでゆっくりお考え下さい。
いかようにもご相談やお手伝いをさせていただきます。
リメイクのご要望
正直、以前はひな人形のリメイクが圧倒的でしたが、最近は、五月人形のリメイクもでてきました。

ご自分の五月人形に愛着のあるお父様や、お母様の息子さんにお買い上げになった五月人形を、お孫様におゆずりになさる方や、コンパクトにしてケースに入れて通年飾れないかとのお問い合わせがあります。
もちろん、床の間が広ければ、お家によっては祖父様、お父様、息子様、お孫様と四代、もう一つ先代、先々代の五代、六代の人形を飾られる方もいらっしゃいます。
最近の風潮では、お仕事の都合上お若い方が別に暮らされるようになると、とても五月人形やひな人形をみなお飾りになることは、とても不可能です。
ひな人形の場合は、特に三月三日にはおかたづけといわれると、昨今の女性のお仕事を持つ方には、無理がかかります。

まだまだ、ひな人形をケースに飾られても、通年お飾りすることは少ないのです。
その点、五月人形は通年飾られてお楽しみになる方や、地方の広い屋敷では玄関に、大きい着用鎧をケースに入れて、年中設置されている方もいらっしゃいます。
そのようなお家では、兜の「くわ形」にくもりがでてきたり、糸のほつれ等がありますと、修理をお受けします。
数十年飾られても、きれいなひな人形、五月人形の方が多いことも確かです。
やはり、職人さんが、精魂込めて丁寧に作られているからかしらと感心することも多々あります。
気の遠くなるような細かい作業や、木目込みのひな人形の目入れなどの、何度も何度も仕上げにかかる手間等などの気の使いようには、頭が下がります。
他のお道具や文化財についてはよく分かりませんが、人形に関しましてはそのような理由でリメイクをお手伝いする私にとって、とても嬉しい、責任のあるお話です。
お問い合わせがございましたら、お受けします。
お見積もりもお受けしますが、お人形の横の大きさをお尋ねしてからとなります。
ご了承下さい。
よろしくお願いします。