日本全国大雪で、福井も雪で大変です。
ご来店のお客様は、十分にお天気模様、大雪情報をお調べ下さいましてお出かけ下さい。
よろしくお願いします。
本日は、ひな祭りの由来についてお話しします。
Contents
季節の節目に邪気をはらう
おひなさまの起源は古く、平安時代にさかのぼります。
昔の日本にはたくさんの節句があり、代表的なものに次の5つがあります。
お節句は、人々が季節の節目に身のけがれをはらう大切な行事でした。
その中の一つ「上巳の節句」が後に「ひなまつり」となったのです。
むかしは紙の人形
上巳の節句の日は川で身を清め、草木などでつくった「ひとがた」に自分の災厄を代わりに引き受けさせて水に流す習慣がありました。
これがやがて「流しびな」に発展していきます。
おひなさまは守り神
こうした歴史からもわかるように、ひなまつりはお七夜やお宮参りと同じく女の子の成長を願う大切な行事です。
おひなさまは、赤ちゃんに降りかかろうとする災厄を、代わりに引き受けてくれる災厄除けの守り神のようなもの。
きちんとお祝いしてあげて下さい。
家族みんなで楽しく
ひなまつりは家族みんなで楽しくお祝いしましょう。
親しい人をお呼びして、3月2日の晩(宵節句)か3月3日に行います。
縁起もののいわれ
ハマグリは、一対の貝殻がそれ以外の貝と合わないことから夫婦和合を象徴しています。
ヨモギは、薬用効果のある植物で邪気をはらうという意味があります。
エビの赤は生命を表します。
ハスは、見通しのいい人生を表します。
桃は、中国で桃は「生命力」「不老」の象徴で魔除けの意味もあります。
菱餅は一般的には、緑・赤・白の3色は、健康・魔除け・清浄を表し、白い雪から緑の芽が出て花が咲くという様子を表したといわれます。
カンタンひなまつりレシピ
三人官女はキャリアウーマン!?
三人官女は、内裏さまに仕えた貴族の女性たち。
多才な彼女たちは、お行儀や和歌、漢文のたしなみがありました。
今で言う、キャリアウーマンかもしれません。
お姫様のスタイルは十二単
お姫様は袴をはいて着物を何枚も重ね、上着、唐衣を着て、裳をつけます。
十二単は通称で、実際には12枚というわけではないのです。
美男で才能あふれる五人囃子
彼らは、さながら御殿のオーケストラ。
選りすぐりの美少年や秀才たちが集い、楽器・謡などの腕前を披露していたのです。
ユーモアたっぷりのお供たち
内裏さまのお供したり、お庭のおそうじをしたり、ときには恋の橋渡しをしたりと様々な仕事をするのが宮中の雑用係である仕丁たちです。
本日は、ひな祭りの由来についてお話ししました。
ご質問等がございましたらなんなりとおっしゃって下さい。
よろしくお願いします。