今の時期、3月3日の節句が終わって天気の良い日にはたきをかけてひな人形をしまうかいなか、この機会にリメイク・リサイズとおっしゃられて送付される方もいらっしゃいます。
よくご存知で、今が一番混むから4月以降に送りますとおっしゃる方もいらっしゃいます。
そうかといって、時期的にお引越し、転勤、新居を建てるために家屋の解体、倉庫や蔵の大掃除等でお人形を送っていらっしゃいます。
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お詫び
やまだにお人形が届きましたらその日、もしくは2~3日以内に「お届けありがとうございます。お人形確かにいただきました」と御礼のお電話かメールを送ります。
それでもお留守の時や不通でつながらない場合は、後日ご連絡いたします。
お問い合わせありました時は、つきました御礼の連絡はさせていただきます。
でも次の段階でお客様のおひなさまを収納箱やケースに飾っての画像等は遅くなりますとお断りを一言申し上げています。
お人形さんがやまだについて、開封して翌日次の日写真等を送ることはできません。
正直、順序がありまして順序通りにさせていただいています。
それでも順序通りと申しても、2年前、3年前のがまだのおひなさまもあります。
それはお客様との合意のもと、ご了解のもと、ご家族やご親族の意見がまとまらずにそのままの方もいらっしゃいます。
そんな例もありますことから、お受けした順序通り進めていますとも申し上げられません。
去年くらいに送って下さってもお人形の修理を丁寧に元通りにしようと思うと、数年かかる方もいらっしゃいます。
もちろんお客様のご指示通りで進めていますので、私のは早くね、それなりに見た目がよくなればねとおっしゃると早くなります。
このように修理、修正1つとっても千差万別で、送って下さった順に棚に並べてもあちこち入れ替えになってしまいます。
早い人で10日前後、ご来店下さるとその日に決定されて後日発送、後日ご来店でリメイクされたお人形をお持ち帰りになる方もいらっしゃいます。
個人情報の関係でお名前は無理でも、リメイク・リサイズされたひな人形、五月人形をこれだけかわいくなった、見違えるようになってお喜びになられると、公開したいのですがそのようなこともできません。
リメイク・リサイズされたひな人形や五月人形を前に、ご家族で写真を写され御礼の言葉と写真を送って下さいますと、スタッフ一同拝見して嬉しくてほっこりします。
最近では、お友達がリメイク・リサイズされてよかったら私もとおっしゃる方もいらっしゃいます。
経験や実績はもちろんのこと、数多くリメイク・リサイズしたからでもなく、個々のお客様のご満足度が一番かと思っています。
リメイク・リサイズされてお気に入られてお支払いをお受けします。
その後今後何年たっても困ったことがあったらなんなりとおっしゃって下さい。
リメイク・リサイズ終了後がお客様とお付き合いの始まりと考えています。
今まで大切にされて20年30年長くて古くて明治、大正のお人形もリメイク・リサイズされます。
そのお人形はこれから何年でなく何十年と飾られると思います。
その時に困ったことがあったらおっしゃって下さいと申し上げます。
人形店として70余年たつと、お家のひな人形をお持ち下さって、修理お願いしますとおっしゃいます。
いつ頃のでしょうかとお尋ねしますと、簡単にはい20年前かな、30年前かなとおっしゃいます。
人形の修理・修正
人形の修理、修正に関しては、時が止まってしまうようです。
その代わりに修理、修正されると、これで一安心、また20年~30年飾られるねとおっしゃって喜んでお帰りになります。
人形屋としての流れをみてると、修理、修正で保管、保存方法もあります。
それでも多いのは、以前お兄ちゃんや弟さんがひな人形が珍しくてさわって傷がついたとか、よごれたとかがあります。
最近多いのは、ペットの被害が多いです。
お家で飼われている猫や犬の被害が多いです。
ひな人形を友達またはおもちゃと勘違いするようです。
ひな人形の7段や3段をのぼっていって、道具や人形をいためたり、お人形等は珍しいのでお顔や髪型を珍しいのか、何度もさわっていためてしまうようです。
一緒にご家族の方がいらっしゃるとそうでもないのですが、まれに誰もいない時にやってきていたずらするそうです。
動物も悪いことは分かっていて、家人がいないのを見計らってその部屋に侵入するとお聞きしました。
それぞれのご家庭模様が分かってお聞きしていても感心します。
このお人形どうされたんですかと申し上げると、被害が大きいのはペットのことが多々あります。
修復しようとお思いならば、ご相談下さればすべてうまくいくとは考えられませんが、ご相談お受けすることはできます。
よろしくお願いします。
最後に
本日は、修理、修復についてお話ししました。
こんなお話し聞かせてとか、こんな時はどう対応するのかとおっしゃって下されば、お答えします。
7段や3段をなにしろケースにとおっしゃる方や、ガラスケースをアクリルケースにとおっしゃる方は、ペットの被害から人形を守ろうという方もいらっしゃいます。
およその最近の修理の流れ、お人形・道具がどうして修理・修復にいたったかのお話しを述べました。