5月20日もすぎ、道の駅荒島の郷開駅を1ヶ月もすぎ、入館者の方々が大勢いらっしゃいます。
大野市の人口3万人弱で、先日の統計で10万人を迎えています。
今もなお晴れの日はもちろん雨の日も、ファミリーや友人同士の方々がお見えになります。
さすがに、大型バスは県内の方に限られます。
このコロナ渦の時期にと思いますが、主催者側の徹底したコロナ対策や、大野の周囲の自然を背景にした立地の良さ等、安心して一日遊べるコンセプトが今の時代に即応したかなと思います。
オープン1ヶ月をすぎても、一度見えた方がお友達を誘われてみえると、お気に召したのかなと思います。
また来たよとおっしゃって下さると、おもてなしに努めなければと思います。
今の時期になかなかお見え下さることはおすすめできませんが、ぜひコロナが終息しましたらお出かけ下さい。
駐車場も200台完備していますのでお出かけ下さい。
日本の花
三月のひな人形、五月の五月人形を終えて、リメイク・リサイズの実例をお話しをと思いましたが、最近日本の花についての資料を見つけましたので、本日は「日本の花」の「桜」「菖蒲」「菊」についてお話しします。
日本は四季に彩られ、四季の花が季節ごとに見事に美しく咲きほこります。
「春夏秋冬」で季節ごとに咲きほこる日本の花は、海外にもあるでしょうが、日本の花はまたひとしおに美しいかと思います。
桜
まず桜としまして、卒業式や入学式などどなたも桜にまつわるたくさんの思い出がおありかと思います。
桜の学問上の分類はバラ科サクラ属で、中国大陸・ヒマラヤなどにも数種ありますが、我が国に最も多くの種類が存在します。
日本の国花・桜は「花王」とも称せられ、古くは「花」と言えば桜を指すほどでした。
菖蒲
端午の節句は、菖蒲酒を飲むなど邪気を祓うための大陸の風習が、平安時代に日本へ伝わったものです。
また古来、我が国では五月、田植えに際して「早乙女」が家に籠り、身を清め、田の神を迎える風習がありました。
つまり五月の節句は当初、女性主体であったそうです。
これらが融合、さらに武家文化等とも関わり合いながら、今日の形での男の子の節句となりました。
一般的に端午の節句では柏餅やちまきを食し、菖蒲湯に浸かります。
柏餅を食べるのは日本独特の習わしで、柏は新芽が出てくるまで落葉せず、常に木に葉が生えている状態を維持することから、家が絶えない、という縁起の良いものとされてきました。
その他に蓬も古くから邪気祓いの力があるとされ、菖蒲とともに使われる事も多いそうです。
嘗ては医療や社会事情等も異なり、子どもが成人まで育つことは現代よりも大変な事でした。
一つ一つの節目を大切にし、人智を超えた災いや病気などから子どもを守り、無事の成長を願う家族の思いは、今も昔も変わることは無いでしょう。
菊
菊と言えば天皇家と思うほど、桜と並び日本の象徴のような菊の花は、原産は中国大陸で、平安時代頃に中国から秋の“重陽の節句”とともにもたらされたと言われています。
菊はまた梅・竹・蘭とともに四君子の一つでもあります。
鎌倉時代の初め、菊をこよなく愛された後鳥羽上皇が衣服や調度品、車、刀剣等に菊の紋を入れられ、その後の天皇も代々これを継承したことから、十六弁の菊紋が皇室の御紋章として定着したようです。
まとめ
本日は、3つの「桜」「菖蒲」「菊」についてご説明しました。
ひな人形には、桜、菊の花の文様がよく使われます。
菖蒲は、五月人形のもうせんにもよく使用されます。
日本の花は、ひな人形や五月人形にも使用されています。
ひな人形の衣裳をご覧になると、日本の花が主流です。
最近では、デザイナーブランドのさまざまな模様の衣裳のがらゆきがでています。
それでも文様を深く探ると、日本の花の原型や伝統文様の造型で使用されていることもあります。